Free児童の生活改善、国が評価 大曲小に文科大臣表彰/六戸
文部科学省が推進する「早寝早起き朝ごはん」運動で、青森県教委は12日、六戸町立大曲小が文科大臣表彰に選ばれたと発表した。児童に登校の1時間前に起きるよう習慣付ける活動などが評価された。
同省は子どもの健やかな成長に適切な運動や食事、十分な睡眠が重要として、2012年度から隔年で優れた団体を表彰する。24年度は同小と青森市立浜田小の県内2校を含む全国44団体が選ばれた。
大曲小は新型コロナウイルス禍に児童の視力低下や肥満傾向などが深刻化したのを受け、22年度から「自分の元気は自分がつくる」を合言葉に運動を展開。
登校の1時間前に起きる「GM60分チャレンジ・ウィーク」や、地域人材を活用した野菜栽培体験などを通して、児童による生活習慣の改善を促した。
表彰式は来年2月19日に都内で行われる。