Free機内アナウンスや乗客サービス、現役CAが指導 県立三沢航空科学館で体験イベント

キャビンアテンダントになりきり、ドリンクサービスの仕事を体験する児童
キャビンアテンダントになりきり、ドリンクサービスの仕事を体験する児童

青森県立三沢航空科学館で7日、日本航空によるキャビンアテンダント(CA)体験会が開かれた。実際に活躍するCAらが講師として地方に赴き、体験イベントを開くのは全国初。参加した児童や園児らは乗客へのサービスの提供、緊急時の対応などを学び、CAの仕事への理解を深めた。

 同日、開かれた同科学館主催のイベント「三沢航空科学館へ行こう!!」のプログラムの一つとして開かれた。

 児童らは同社の客室業務部に所属する2人のCAから教わりながら、機内アナウンスやカート操作、ドリンクサービスなどを体験。アナウンスでは飛行機離陸時の案内に取り組み、講師のアドバイス通り、「やさしく、はっきり、ゆっくり」を実践していた。

 このほか、緊急時対応の見学、救命胴衣の着用体験もして、乗客サービスだけでなく、安全を守るための業務についても学んだ。

 参加した八戸学院幼稚園の幸田月妃ちゃん(4)は「カートを運ぶのが楽しかった。(CAの仕事は)難しそうだけど、かっこいいと思う」と楽しげだった。

 講師を務めた同部創造戦略グループチーフCAの永井綾さん(39)は「より飛行機に興味を持ち、CAの仕事を知ってくれればと思う。将来、(CAを)目指す子どもが増えてくれればうれしい」と話した。

 
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