Free木ノ下小吹奏楽部が優秀賞 日本管楽合奏コン 大舞台での演奏に充実感

成田隆町長(前列左から3人目)に全国大会出場を報告した木ノ下<br>小吹奏楽部の6年生メンバー
成田隆町長(前列左から3人目)に全国大会出場を報告した木ノ下
小吹奏楽部の6年生メンバー

11月に東京で行われた「日本管楽合奏コンテスト」(日本音楽教育文化振興会主催)で、おいらせ町立木ノ下小(小原操校長)吹奏楽部が優秀賞を受賞した。録音審査を通過し、現在のメンバーで初の全国大会出場。メンバーは大舞台での演奏を振り返り「次は12月のアンサンブルコンテストと、2月の(校内で実施する)ファミリーコンサートに向けて練習を頑張りたい」と意気込んでいる。

 11月3日の同コンテストには、録音審査を通過した全国の31校が出場。同校吹奏楽部は4~6年生の47人で、アニメ映画「千と千尋の神隠し」の挿入曲「スピリティッド・アウェイ」を奏でた。

 部長を務める6年の髙橋琴音さん(12)によると、練習は週5日、3時間ほど。外部講師の指導を受けて音合わせに打ち込む。

 クラリネットを担当する髙橋さんは「47人全員で全国大会を楽しめ、いい思い出になった。映画を思い浮かべて演奏できた」と充実感をにじませた。

 このほか、9月7日には岩手県で行われた「第67回東北吹奏楽コンクール」に出場。東北6県から18校が出場し、2年連続で銀賞を獲得した。

 6年生メンバー16人は11月29日、おいらせ町役場に成田隆町長を訪ねて出場を報告。成田町長は児童たちの活躍に目を細め、「町の名前を全国に広めてくれてありがたい。両親や祖父母に感謝の気持ちを伝えてほしい」とねぎらった。成田隆町長(前列左から3人目)に全国大会出場を報告した木ノ下<br>小吹奏楽部の6年生メンバー

 
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