Free【号外で振り返る2024】⑤国内政治 「第102代首相に石破氏」「衆院解散」
2024年は国内の政治に世界大きな変革が起こった年でした。
8月14日、当時の岸田文雄首相(自民)が、翌月に行われる総裁選の不出馬を表明。かねてより問題になっていた政治資金パーティーの裏金問題で“けじめ”を付けました。
自民党総裁選は、過去最多の9人が立候補する混沌とした状況で行われ、総裁の座を射止めたのは石破茂氏。高市早苗氏との決選投票を経た上での勝利でした。その後、石破氏は10月1日、衆院本会議の首相指名選挙で第102代首相に選ばれ、今日に至っています。
一方、野党では、9月23日に立憲民主党が党の顔を選ぶ代表選を実施。野田佳彦元首相が代表に返り咲きました。
激戦の衆院選、青森は波乱
10月9日には、衆議院が解散。月内に衆院議員選挙が実施されました。
青森県内では1~3区で与野党が激戦を展開。3区で木村次郎氏が落選し、自民の議席独占が崩れる波乱もありました。
全体を見ると、自民が大幅に議席を減らし野党が躍進。国民民主やれいわ新選組などの野党が若い世代を中心に支持を集めて議席増を成し遂げるなど、これまでにない変化が見られました。
不安定な国際状況や円安による物価高は、今も国民の大きな負担となっています。自然災害の他にも治安の悪化を懸念させる事件も相次ぎ、不安を覚えない日はありません。国が窮地に陥った時、為政者はどうあるべきか。今、政治の力が問われています。
【その時とそれから】
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