Free【号外で振り返る2024】④パリ五輪 「シダマツ『銅』」「佐藤(青森市出身)『銀』」

フランス・パリを舞台に夏に開催されたオリンピックとパラリンピック。今回も青森県勢が出場し、世界の選手たちと熱い戦いを繰り広げました。

 オリンピックにはバトミントン女子の志田千陽選手(青森山田高出)、近代五種の佐藤大宗選手(青森市出身)、自転車の小原佑太選手(階上町出身、工大一高出)、バドミントン男子の奈良岡功大選手(青森市出身)、アーチェリー男子の古川高晴選手(青森市出身)が出場。パラリンピックには、ゴールボール女子の天摩由貴選手(八戸市出身)が登場しました。

 ダブルスに出場した志田選手は松山奈未選手とのペア“シダマツ”で、次々と相手を撃破。3位決定戦でマレーシアから勝利を奪い、銅メダルを獲得しました。

 近代五種の佐藤大宗選手は、堂々の銀メダル。1人で射撃・フェンシング・水泳・馬術・ランニングの5種目をこなす競技は、その過酷さから「キング・オブ・スポーツ」と呼ばれます。日本にとって同種目でのメダルは初めての快挙でした。

 志田、佐藤両選手には青森県から県民栄誉賞が贈られました。

日本勢、金メダルラッシュ

男子フルーレ「金」
【PDF】男子フルーレ「金」(8月5日)

ほかの競技に目を向けると、印象的だったのはフェンシング男子団体の日本代表の活躍です。フルーレ団体では金メダルを獲得、このほかにも個人・団体で銀1個、銅2個のメダルを手にする大活躍を見せました。

 レスリングでも樋口黎ら男女9人が金メダルを獲得。比較的新しい競技でも日本勢は活躍し、スケートボードでは堀米雄斗と吉沢恋が、ブレイキン女子では湯浅亜美が頂点に輝き、若い世代から注目を集めました。

 次の2028年のオリンピック・パラリンピックの舞台は、アメリカのロサンゼルス。北奥羽の地からどんな選手たちが出てくるか今から楽しみです。

【その時とそれから】

 
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