Freeリンゴ病、上十三管内で警報/青森県

青森県は28日、伝染性紅斑(リンゴ病)について、上十三保健所管内に警報を発令した。直近の18~24日で、1定点当たりの新規感染者数が2・00人となり、警報発令基準に達した。

 県によると、リンゴ病は5~9歳の子どもの発症が多い。潜伏期間は10~20日で、ほほに赤い発疹が見られるのが特徴。発熱や関節痛を伴う場合もあり、ほとんどが軽症だが、妊娠初期に感染すると胎児に影響する可能性もあるという。

 県内37定点医療機関から報告があった1定点当たりの新規感染者数は1・35人。今年は過去5年間で最も高い水準で感染者数が推移している。

 このほか、手足口病は八戸市・三戸地方、上十三、むつの3保健所管内で警報を継続している。

 
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