Free「八戸前沖さば」3季ぶりブランド認定
サバのまち八戸協議会(野田一夫会長)は28日、八戸港に水揚げされるサバの脂乗りが増して旬を迎えたとして、今月21日の水揚げ分にさかのぼって「八戸前沖さば」のブランド認定を開始すると発表した。認定は2021年度以来3季ぶり。現段階の認定数量は1765トン程度となる。22、23年度はサバの記録的不漁が影響し、2季連続で認定を見送っていた。
八戸市水産事務所によると、今年は主力の大中型巻き網漁業や定置網漁業などを合わせ、27日時点で8796トンのサバが八戸港に水揚げされている。このうち11月分は5948トンで、巻き網船団による八戸―岩手県沖での漁獲が上向いた。11月は八戸沿岸の定置網漁でも、脂乗りの良い大型サバの漁獲が目立っていた。