南部バスを運行する岩手県北自動車南部支社は、車内にサンタクロースやツリーの飾り、リースが施された南部バスを「クリスマスバス」として、八戸市内などで走らせている。２４日は同市のショッピングセンター・ピアドゥで子どもたちが車内を飾り付け、一足早くクリスマス気分を楽しんだ。運行は１２月２５日まで。

　クリスマスバス運行は今年で１８年目。計２台運行し、岬台団地―ラピア・ピアドゥ線と一般路線を走行。運行は、ピアドゥとラピアの運営会社が協賛する。

　２４日は、子どもたちがバスにケーキやツリーなどのイラストを飾り付けたほか、車内に掲示するピアドゥのマスコットキャラクター「くぴあ」の塗り絵も作成。南部支社の社員は電飾やリースも取り付けた。

　八戸市の菊池理央奈さん（６）は「（装飾は）楽しかった。バスがきれいになったので乗ってみたい」とにっこり。弟の晴紀ちゃん（４）は「サンタさんからのプレゼントが一番楽しみ」と声を弾ませた。

　運行状況は南部バスの「バスロケーションシステム」で確認できる。