Freeえんぶり躍動、節目の年祝う 名川中、創立20年で式典

ステージ上でえんぶりを披露する名川中生
ステージ上でえんぶりを披露する名川中生

南部町立名川中(甲地智宏校長)の創立20周年記念式典が17日、同町の楽楽ホールで行われ、全校生徒とPTA関係者ら約300人が母校の節目の年を祝った。

 同校は2005年4月、剣吉、名久井第一、名久井第二の3校を統合して新設開校。総合学習として、地域から指導者を招き郷土芸能を学び、南部地方えんぶりなどで披露するほか、名川秋まつりにパレードで参加するなど、地域に密着した教育を行っている。

 式典では、根市奉弘実行委員長が「生徒数減少という大きな変化に対応するため、学校、保護者、地域の連携を一層強めたい」とあいさつ。歴代の校長、PTA会長らに感謝状を贈呈した。

 生徒がえんぶりを披露した後、生徒会長の赤石聖那さんが「町の未来を輝かせる人間に成長して、これまで支えてくれた人に恩返しすることを誓う」と喜びの言葉を述べた。

 
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