Free朝のニュースダイジェスト(11月21日)
【八戸市・津波発生時に車避難のルール案初提示】
日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震の想定を加えた八戸市津波避難計画を受け、市は20日、障害や介護認定を受けている避難行動要支援者と、避難困難地域の住民が車で避難する際のルール案を初めて明らかにした。
【弘大病院とむつ病院・12月からオンライン診療開始へ】
弘前大医学部付属病院とむつ総合病院は、両病院で新たに取り組むオンライン診療を、12月1日に開始する。消化器外科、消化器内科、血液内科の3診療科を手始めに、効果を検証して対象を広げ、将来的に青森県内全域へ波及させたい考え。各地の公立病院は医師不足を抱えており、人口減少が進む中、地域の医療体制を維持するモデルとして注目される。
【五戸・菊駒酒造が破産手続き開始】
明治創業の老舗で、銘酒「菊駒」の醸造、販売をしていた五戸町の菊駒酒造は20日までに、青森地裁十和田支部から破産手続きの開始決定を受けた。決定は7日付。民間信用調査会社の帝国データバンク八戸支店によると、負債額は2023年9月期末で約1億5500万円。
【「六戸学園」グラウンドの工期夏まで延長】
六戸町内5小中学校を統合し、来年4月に開校予定の町立義務教育学校「六戸学園」について町教委は20日、町民向け説明会を開き、2月末までの予定だった同校グラウンドの工期を7月末まで延長したと明らかにした。
【八戸市交通部・退職自衛官対象にインターンシップ】
路線バスの運転手不足が課題となる中、八戸市営バスを運行する市交通部は20日、退職予定の自衛官を対象としたインターンシップを初めて実施し、バスの運転体験や自衛隊OBの運転手との懇談などを通じ、業務について理解を深めた。