Free人気の「マラソン大会」題材 11ぴきのねこ 新フレーム切手販売開始
日本郵便東北支社(仙台市)は11日、三戸町出身の漫画家・故馬場のぼるさんの作品「絵巻えほん 11ぴきのねこマラソン大会」を題材にしたオリジナルフレーム切手2種類の販売を開始した。ねこのフレーム切手は今回で11弾目となる人気商品で、青森県内全郵便局のほか日本郵便のウェブサイトで限定販売されている。
11ぴきのねこ関連のフレーム切手は三戸郵便局(橋本正俊局長)が企画し、三戸町、こぐま社の協力で2009年から販売。中でも「マラソン大会」は人気が高く、これまでに1万7300シートを販売した。今回の2種類は「マラソン大会」の第4、第5編で、マラソンコースの周囲で映写技師、警察官、庭師などのねこが働く「お仕事編」と、ねこの本屋、魚屋、コロッケ店などを描いた「お店編」となっている。
「お仕事編」は1シート85円切手10枚で1750円(税込み)・1700シート限定、「お店編」は同110円切手10枚で2050円(同)・1200シート限定での販売。
11日は、青森県東部地区統括局長の中村天・七戸郵便局長らが三戸町役場に馬場浩治町長職務代理者を訪ねてフレーム切手を贈呈した。
中村局長は「これほど発行が続くシリーズはなかなかなく、11ぴきのねこが全国で親しまれている証拠だ」と話し、馬場町長職務代理者は「切手やはがきを発行するたびに町に足を運んでくれる人が増えるので、今後も続けてほしい」と語った。