【デスク日誌】新総裁 問われる手腕

江戸時代末期、内憂外患に悩まされる幕府が改革を進めるために新設した要職がある。その名は「政事総裁職」。内外の政務を総括し、将軍を補佐する役割があり、福井藩主・松平慶永(春嶽)が就いた。総裁という単語が役職に用いられた初めての例とされる。 慶.....
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