Free健康増進、女性の活躍推進で連携 八戸市とポーラが協定 県内市町村で初
八戸市は24日、化粧品大手のポーラ(東京、及川美紀社長)と包括連携協定を締結した。健康づくりや女性の活躍推進といった分野で連携、協力し、地域活性化や市民サービスの向上を目指す。同社が全国の自治体と締結した協定は、青森県など4県5市で、県内市町村では八戸が初めて。
このほか連携、協力するのは、結婚や子育て、就職の支援、持続可能な開発目標(SDGs)に関する分野。同社はイベントへの美容体験ブースの出展、就職活動や婚活で役立つ各種メーク講座などを行う。
同日、市庁で調印式が行われ、熊谷雄一市長と同社の安野晋平執行役員が協定書を取り交わした。
熊谷市長は「美容、健康関連事業を中心に培ってきた知見やブランド力、ネットワークを活用し、市民の健康増進や女性の活躍推進といった取り組みを進めたい」とあいさつ。
これに対し、安野執行役員は「市内ではポーラは六つの店があり、約80人の販売員が活躍している。協定を機に、地域の一員としてより地域社会に根ざし、地域と共に進んでいきたい」と述べた。