Free鎌で稲刈り、実りの秋実感 三沢・おおぞら小児童

丁寧に稲を刈り取る児童
丁寧に稲を刈り取る児童

三沢市立おおぞら小(佐藤修校長)の4~6年生約50人は24日、同市のラムサール条約登録湿地・仏沼の西側にある農事組合法人フラップあぐり北三沢の水田で稲刈りを体験した。児童たちは鎌で丁寧に刈り取り、実りの秋を実感した。

 同校は毎年、農業への理解を深めるため、おいらせ農協青年部三沢地区の協力を得て米作りを体験。5月には田植えを経験し、もち米の苗を植えた。5年生は社会科と総合学習の一環として、かかし作りや水質調査も行った。

 児童たちは同青年部のアドバイスを受け、鎌を手に持って稲を刈り取り。刈り取った稲穂はコンバインに通して脱穀体験もした。

 5年の豊川美伶さん(10)は「鎌に力を入れる具合が難しかったけれど、上手にできた」と笑顔を見せた。

 収穫した米は「おおぞら米」として12月の参観日に地域住民に販売する予定。

 
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