Free新たな観光拠点完成願う 来春開業、「ミチル種差」で上棟式 

棟上げを祝う餅まきが行われ、集まった関係者や地域住民が工事の無事を願った=18日、八戸市
棟上げを祝う餅まきが行われ、集まった関係者や地域住民が工事の無事を願った=18日、八戸市

八戸市鮫町の種差海岸芝生地の近接地で来春の開業を予定する、飲食と宿泊を核とした複合施設「ミチル種差」の上棟式が18日、現地で行われた。施主のデーリー東北新聞社や工事関係者ら約40人が出席。棟上げを祝う餅まきも行われ、集まった地域住民と共に、工事の無事と新たな観光拠点の完成を願った。

 本紙創刊80周年記念事業の一環。敷地面積は約3100平方メートルで、北奥羽地方の食材を中心とした料理を提供するレストラン棟と、コテージタイプの宿泊棟3棟で構成。テラスではバーベキューが楽しめる。物販スペースやイベントに対応した芝生広場も併設する。施設の運営は、子会社「DTプロジェクト」(代表・荒瀬潔デーリー東北新聞社会長)が担う。

 神事後、市立種差小の児童や近隣住民ら約50人が参加した餅まきで、荒瀬代表は「施設を多くの人に活用してもらい、種差がさらに元気に満ちる場所にしていきたい」とあいさつした。

 今後は内部の設備工事を進め、12月の完成を予定する。

 
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