Free真っ赤なリンゴ、頬張り笑顔 南部町の観光農園

赤く色づいたリンゴを頬張る園児たち=18日、南部町
赤く色づいたリンゴを頬張る園児たち=18日、南部町

青森の秋、丸かじり―。南部町の観光農園4カ所でリンゴ狩りのシーズンを迎えた。生育は平年より1週間ほど早く、高糖度に仕上がっているという。18日は同町上名久井の小沢田観光果樹園(小澤田誠園主)でセレモニーを開催。子どもたちは町特産のリンゴを頰張り、出来秋を喜んだ。

 同園は観光向けの園地40アールに30品種以上を栽培しており、現在はジューシーな「つがる」や、甘酸っぱい「さんさ」、黄色の「きおう」などが食べ頃という。

 同町のあかね幼稚園(川守田道治園長)年長児13人は「大切に育ててくれてありがとう」と元気な声を響かせ、リンゴ狩りに挑戦した。名久井香穂ちゃん(6)は「自分で取ったから、うれしくておいしい」と友達とリンゴを見せ合った。

 小澤田園主は「リンゴと合わせて、ナシやブドウなど、町の秋の味覚を楽しんで」と呼びかけた。

 リンゴ狩りは11月中旬までの見込みだが、期間は各園により異なる。時間は午前9時~午後4時。料金(40分間)は中学生以上800円、3歳~小学生400円。問い合わせは、ながわ農業観光案内所=電話0178(76)3020=へ。

 
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