岩手県は１８日、県内６３の定点医療機関から９～１５日の１週間に報告された新型コロナウイルス感染者が６３７人（前週比２０９人減）、１機関当たりの平均は１０・１１人（３・３２人減）で、３週連続で前週を下回った、と発表した。県北地方では、久慈保健所管内が２５人（２１人減）で１機関当たり８・３３人（７・００人減）、二戸管内が２６人（１６人減）で１機関当たり８・６７人（５・３３人減）―と、いずれも感染者数が前週より減少した。

　保健所管内別に見ると、県内全１０保健所のうち、久慈や二戸、奥州など７管内で、感染者数が前週から減った。

　年代別では、１０歳未満や１０代、３０～５０代、７０代が前週を下回った。６０代は増減がなかった。

　県内では、新たなクラスター（感染者集団）が９件発生した。