Freeサルナシとエゴマ 軽米のご当地アイス登場 町産業開発とおおのミルク工房

サルナシとエゴマを使ったアイスをPRする(右から)山本賢一町長、浅水巧美代表ら=13日、軽米町
サルナシとエゴマを使ったアイスをPRする(右から)山本賢一町長、浅水巧美代表ら=13日、軽米町

軽米町産業開発(社長・山本賢一町長)は14日、町特産の食材を使った新商品「さるなしアイス」と「えごまアイス」を発売した。洋野町で乳製品製造を手がける「おおのミルク工房」(浅水巧美代表)に製造を依頼し、久慈圏域産の生乳を使った同社の「おおのミルク村 ゆめ牛乳」をベースに、素材の良さを味わえるアイスを共同開発した。

 軽米特産の食材を幅広い世代に好まれる商品に生かし、知名度アップにつなげようと、6月から3カ月間かけて開発した。

 さるなしアイスは、サルナシのジャムを使用し、果実の甘酸っぱさと濃厚なミルクのおいしさが調和するように仕上げた。えごまアイスは、焙煎(ばいせん)したエゴマの香ばしさと、さっぱりした味わいが特長だ。

 浅水代表は「軽米はサルナシやエゴマの生産農家を大事にしており、酪農家で結成する当社も、互いの1次産業をマッチングしたいという思いで協力した」と強調。山本町長は「乳製品ブランドをリードする会社の力によって商品化できた。ご当地アイスとしてPRしたい」と述べた。

 商品は2種類とも100ミリリットル入りで、さるなしアイスが378円、えごまアイスが324円。町内の産直施設「ミル・みるハウス」や町物産交流館、町産業開発の通販サイトで販売する。問い合わせは同社=電話0195(43)4666=へ。

 
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