Free山車行列華やか、5年ぶり熱気 六ケ所・泊まつり

泊地区を練り歩く山車行列

六ケ所村北部の泊地区で8月31日、町内会主催の泊まつりが開かれ、華やかな山車行列が地域を練り歩いた。泊地区では5年ぶりの夏祭り。子どもたちが打ち鳴らす太鼓の音や「ヤーレ、ヤーレ」のかけ声が響き渡り、漁村は熱気であふれた。

 泊地区では例年7月18~20日に神社の例大祭に合わせたみこしや山車の行列、とまり港まつりが開かれていたが、20年以降、コロナ禍などで例大祭の神事のみとなっていた。「地域に活気を取り戻したい」と、町内会が今回初めて山車行列の祭りを企画した。

住民を楽しませた流し踊り

 発着点は地区のふれあいセンター。出発時に降っていた雨はまもなく上がり、沿道に姿を見せた住民は久しぶりの山車行列に目を細めていた。泊音頭流し踊り保存会のメンバーや泊小、泊中の児童生徒らが流し踊りを披露。泊中の男子生徒による勇壮なまとい振りも住民を楽しませた。

 泊町内会の舘武夫会長は「雨もやんで、祭りを開催できたことをうれしく思う。来年からはいつものような形で祭りができれば」と話していた。

 
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