Free朝のニュースダイジェスト(8月30日)
【八学野西高の五戸移転・現行規模で生徒募集を継続】
八戸学院野辺地西高(野辺地町)の五戸町への移転について、学校法人光星学院)と町は29日、町役場で記者会見を開いた。学院側は2027年4月に開校予定で、移転前まで現行の規模を維持しながら、生徒の募集を継続していくことを表明。校名やカリキュラム、移転先となる旧青森県立五戸高の環境整備などが未定となっており、近日中に準備委員会を発足させ、本格的な検討に入る。
【サッカー部が生徒募集の核】
野辺地西高の五戸町移転で、法官新一理事長は29日の記者会見で、移転に伴う生徒の募集方針について同高サッカー部を挙げて「五戸でも生徒募集の核になる」と述べ、今後も部の体制を維持しながら広域的に集める方針を示した。
【学校司書が児童の読書推進に貢献】
八戸市教委が市立小中学校に配置している学校司書が、子どもの読書推進に貢献している。昨年度、13人がそれぞれ5校を担当する形で、全65校に担当司書を置く体制を構築。「本のまち八戸」の子どもの読書習慣を支えている。
【再処理工場完工延期を正式発表】
日本原燃は29日、六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場の完工目標時期を2年半先送りして2026年度中、隣接するMOX(プルトニウム・ウラン混合酸化物)燃料加工工場を3年半先送りして27年度中とすると正式に発表した。
【中三が破産手続き開始・弘前店閉店】
帝国データバンク青森支店などによると、弘前市で百貨店を運営する「中三」は29日、青森地裁弘前支部から破産手続きの開始決定を受けた。負債額は現時点で約9億円。同日付で事業を停止し、弘前店を閉店した。今後は跡地の再開発事業者を探す。