Free軽快な調べ、迫力の音色響く プロの演奏指導も 八戸ジャズサミット

軽快な演奏や迫力のある音色を会場に響かせた八戸ジャズ楽団のメンバーら
軽快な演奏や迫力のある音色を会場に響かせた八戸ジャズ楽団のメンバーら

八戸ジャズ楽団主催の八戸ジャズサミットが24日、八戸市公民館ホールで初めて開かれた。同市出身のトランペッター類家心平さんやグラミー賞受賞歴のあるアレンジャーでピアニストのデビッド・マシューズさんの2人と、同楽団の団員らが出演。軽快な調べや迫力のある音色を会場に響かせ、来場者約230人が聴き入った。

 八戸のジャズ文化継承とともに、若い世代に楽しんでもらおうと同楽団が企画。「元気な八戸づくり」市民奨励金を活用した。

 当日は楽団の団員と類家さん、マシューズさんが名曲の数々を演奏。曲の合間に団員から2人へ向けて、好きなアルバムやプロを目指したきっかけなど質問が飛び交った。最後は一般参加者も壇上に上がって演奏。フィナーレを飾り、会場を盛り上げた。

 このほか、プロ2人による演奏指導も。地元の小学生から社会人に向けて、ジャズのアドリブや多様性などを伝えた。

 楽団の代表久保沢清吾さん(65)は「200人以上が来場してくれて、大成功だったのでは。これからも音楽を子どもから大人まで楽しめる環境をつくりたい」と語った。

 
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