Free水森かおりさんが「一日北限の海女」 いわて文化大使、久慈の魅力発信

「一日北限の海女」を務めた水森かおりさん(右)
「一日北限の海女」を務めた水森かおりさん(右)

「希望郷いわて文化大使」の演歌歌手水森かおりさん(50)が25日、久慈市小袖海女センターを訪れ、「一日北限の海女」として地域が誇る文化のPRに一役買った。

 同大使は岩手県の文化などの魅力発信、岩手ファンのネットワーク拡大を目的に、各界で活躍する県外の著名人らを委嘱しており、今年7月10日現在で133人。水森さんは今年、新曲「三陸挽歌」をリリースしたのをきっかけに就任。市などは地元の観光拠点の一つである同センターの活動を周知してもらおうと、一日海女を依頼した。

 海女センターでは、水森さんが、地元ベテラン海女の中川やえ子さんから、漁の必需品である手カギをプレゼントされた。水森さんは「(海女の衣装は)自分でも意外と似合っていると思う。岩手にたくさんの元気で恩返ししたい」と話し、定時実演の見学で訪れた観光客らに笑顔を振りまいていた。

 水森さんは24、25日、同市山形町と野田村で行われたイベントにも出演した。

 
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