Freeトカゲ脱走で飼い主書類送検 危険動物開放疑い、後に不起訴/階上

7月に階上町の民家からペットの大型のトカゲが逃げた騒ぎで、八戸署が軽犯罪法違反(危険動物の解放)の疑いで、飼い主の10代女性を青森地検八戸支部に書類送検し、その後、同地検が不起訴処分としていたことが22日、捜査関係者への取材で分かった。

 書類送検容疑は、適切な管理をせずに飼育していたトカゲを逃がした疑い。

 青森地検に書類送検された女性は7月22日付で青森家裁に送致された。その後、同家裁から検察官送致(逆送)され、8月14日付で不起訴処分となった。地検は不起訴の理由を明らかにしていない。

 トカゲはブラックアンドホワイトテグーという種類で、体長約1・1メートル。7月8日に飼い主の女性宅から逃げだし、同11日に近所の民家敷地内で捕獲された。毒はないが、かみついたり、ひっかいたりする恐れがあり、警察などが探していた。

 
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