青森県は１９日、トンネル内の火災の影響で、５月から全面通行止めになっていた十和田市法量の国道１０３号（蔦スノーシェッド―蔦温泉間、約３・７キロ）について、安全性を確認できたとして、２２日午前８時半に通行止めを解除すると発表した。補修工事のため片側交互通行となる。

　県などによると、５月１９日に「蔦トンネル」（延長４２５メートル）内で出火し、トンネル内に置かれていた車両や工事資材などを全焼した。警察や消防による現場検証が行われたが、原因の特定には至っていない。

　県はボルトなど損傷部材の交換作業を実施。現在、通行止めの区間には迂回（うかい）路が設けられている。