Free最多7千発、夏の夜彩る 八戸花火大会

過ぎゆく夏の夜空を大会最多7千発の大輪で彩った八戸花火大会=18日、八戸市
過ぎゆく夏の夜空を大会最多7千発の大輪で彩った八戸花火大会=18日、八戸市

第44回八戸花火大会(大会委員会主催)が18日、八戸市の館鼻岸壁で開かれた。目標とした8千発には届かなかったが、大会最多の約7千発を打ち上げ。過ぎゆく夏の夜空で、迫力のショーが繰り広げられた。

 昨年から会場内への入場は有料席の購入者と招待者に限られているが、この日はほぼ満席の盛況ぶり。約6300人が鑑賞した。

 みちのく潮風トレイル全線開通5周年、八戸青年会議所創立65周年を記念したプログラムなど15部構成で実施し、海上に広がる大輪に観客から歓声が上がった。人気バンド「androp(アンドロップ)」と、陸奥八仙のコラボレーションを展開している八戸酒造(同市)の特別協賛プラグラムでは、andropの楽曲と花火が共演した。

 同会議所理事長や同委員会の会長などを歴任し、6月に死去した塚原隆市さんの追悼プログラムも行われた。金入(同市)の金入健雄社長が発起人となって市内の経済界を中心に寄付を集め、大小300発の花火で感謝と敬意を届けた。

 
お気に入り登録