Free人材確保へ企業がアピール 八戸で本社「リクルートラウンジ」
企業の人材確保や地元就職の促進に向け、デーリー東北新聞社が企画する「リクルートラウンジ」の企業内容説明会が17日、八戸プラザアーバンホールで開かれた。学生優位の「売り手市場」が続き、人手不足に悩む企業が多い昨今。優秀な人材の採用に向けて企業のトップや人事担当者が事業内容や働き方、自社の魅力をアピールした。会場には高校生と大学生のほか、社会人や保護者も足を運び、地元就職への関心を高めていた。
地域経済の発展を応援するリクルートラウンジは今年で7年目。新規4社を含め、地元を代表する47社がエントリー。この日は38社がブースを構えた。参加者は企業の社会的役割や人材育成、特色ある福利厚生などについて企業の担当者から直接聞いた。
この日は、メーキャップアーティストERiKAさんが就活に向けたメークやヘアアレンジのテクニックを指導。面接で利用する証明写真の撮影も行った。
初参加となった北辰工業(八戸市)総務部の澤谷健課長は「ライフラインの重要インフラに関わり、社会貢献度が高い仕事ということを伝えている。経験は問わないので、コミュニケーションが取れて、素直な方にぜひ来てほしい」と呼びかけた。八戸工業大3年の林真実さん(20)=同市=は「対面でお話しできて、業務の内容を詳しく知ることができた。市内で働いて、育った地域に貢献できたら」と話した。
31日、9月1日はオンラインの説明会を実施。同3日午前10時からは同ホールで高校生を対象とした説明会を開く。詳細はリクルートラウンジのホームページへ。