Free軽米から23年ぶり全中へ ソフトテニス外川、下向さんペア意欲

全国大会に向けて意欲を燃やす外川暁斗さん(右)、下向庵璃さんペア
全国大会に向けて意欲を燃やす外川暁斗さん(右)、下向庵璃さんペア

9日に盛岡市で開催された東北中学校体育大会ソフトテニス男子個人で、軽米町立軽米中3年の外川暁斗さん、下向庵璃さんペアが5位に入り、20~22日に金沢市で開かれる全国大会への出場を決めた。町内の中学校から全国に挑むのは23年ぶりで、2人は「全力でプレーし、優勝したい」と意欲を燃やしている。

 2人は、小学2年生の同じ時期に町のスポーツ少年団に入って競技を始め、以来ずっとペアを組んで腕を磨いてきた。現在は外川さんが主将、下向さんが部長を務める。

 7月に行われた県大会で3位に入賞。東北大会では、優勝した小名浜二中(福島県)と準々決勝で対戦し、3―4で惜敗したが、5位決定戦で泉中(同)に4―0で快勝し、大舞台への切符を手にした。

 全国大会に向け、2人は同町や八戸市南郷のテニスコートで仕上げの練習に励む。外川さんは「1球1球に集中してプレーし、中学校最後の大会で結果を出したい」と意欲。下向さんは「自分たちの実力を十分に出し切り、優勝を目指す」と力を込めた。

 野中晃コーチ(30)は「東北大会では2人の持ち味である強気のプレーが光った。全国の舞台でもひるまず、攻めの姿勢を貫いてほしい」と飛躍を期待する。

 
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