Free金魚の絵で涼んで 10年に一度の個展 八戸工大二高教諭の小田嶋さん
八戸工大二高の美術教諭小田嶋紘子さんの個展「緋青(ひせい)空間」が12日、八戸市の「はっち」1階ギャラリー1で始まった。鮮やかに描かれた金魚の絵が、会場を涼しげな空間にしている。16日まで。
10年に一度開催している個展で、今回で3回目。大学院在学中に教授からもらった助言をきっかけに、主に金魚を描き続けているという。1枚の作品を数年かけて色を調節することもあり、小田嶋さんは「絵を飼育している」と例える。
和金や水泡眼などさまざまな種類の金魚のほか、円形のキャンバスにメダカを描いた「緋青」なども展示している。
小田嶋さんは「作品を見ることで、多忙な生活を忘れて力が抜けるようなひとときを提供できたら」とアピールした。
入場無料。時間は午前9時~午後9時(最終日は同4時)。