Freeぐるり輪になり夏の夜楽しむ 八戸で納涼盆踊り

ちょうちんの明かりと生演奏の中で盆踊りを楽しむ来場者=10日午後7時20分ごろ、八戸市庁前市民広場
ちょうちんの明かりと生演奏の中で盆踊りを楽しむ来場者=10日午後7時20分ごろ、八戸市庁前市民広場

第63回八戸納涼盆踊り大会(デーリー東北新聞社、八戸商店街連絡協議会主催)が10日、八戸市庁前市民広場で開かれた。浴衣姿の市民ら約1500人が来場。生演奏に合わせて「八戸小唄」などを踊り、夏の夜のひとときを楽しんだ。

 午後5時半、空を薄い雲が覆い、時折涼しい風が吹く中で開会。まず盆踊り教室を行い、来場者が振り付けを確認した。

 同6時半から太鼓や三味線の生演奏で盆踊りが始まると、宵闇にちょうちんの明かりがともる幻想的な雰囲気に。来場者は二重、三重の輪になり、八戸小唄のほかに「八幡馬」や「港まつり音頭」などを踊った。

 市内から家族で訪れた会社員佐々木瑞希さん(35)は「生演奏ならではの臨場感があり、たくさんの人が参加していて楽しい」と笑顔。長女の翠ちゃん(4)は「緊張したけど上手に踊れた」と話していた。

 
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