Free成年IH「ふるさと選手」ブレイズの練習に参加 26年国スポ、競技力向上へ

ブレイズの選手(右)と共に練習に励む「ふるさと選手」の大学生=フラット八戸
ブレイズの選手(右)と共に練習に励む「ふるさと選手」の大学生=フラット八戸

2026年に青森県で開催される国民スポーツ大会(国スポ)の成年アイスホッケー強化に向け、「ふるさと選手」として登録されている、他県の大学所属の県関係選手が7日、アジアリーグ・東北フリーブレイズの練習に参加した。選手たちは競技力を高めようと、熱心に取り組んだ。

 日本スポーツ協会などによると、県内の小学校や中学校、高校のいずれかを卒業していれば、ふるさと選手として登録されることで青森からの出場が可能となる。合同練習は県アイスホッケー連盟とブレイズが結んでいる連携協定の一環。ふるさと選手がブレイズの練習に参加するのは今回が初めて。

 加わったのは三浦秀英(工大一高出―法大2年)、高崎泰成(根城中出―中大2年)、中村翔瑛(工大一高出―東洋大2年)、佐々木清吉(工大一高出―明大2年)、前田善(長者中出―日大1年)の5選手。

 同日はチームに交じり、フラット八戸の氷上でパスやシュート練習を行ったほか、陸上トレーニングにも汗を流した。

 FWの中村は「状況判断やスピードなどのレベルが高い。もっと練習しないといけない」と収穫を得た様子。DFの高崎は「パスなどの細かい動きの部分で学ぶことが多かった。今後は実力をアップさせ、国スポの選手に選ばれれば優勝できるように頑張りたい」と意欲を示した。

 選手たちは9日まで練習に加わる予定。

 
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