洋野町教委などは７月２９、３０の両日、同町のグリーンヒルおおので１泊２日の「イングリッシュキャンプ」を開き、町内の小学３、４年生４６人が多彩なアトラクションを通じて、英語や異文化への関心を高めた。

　英語を楽しく学ぶとともに、町内の外国語指導助手（ＡＬＴ）との親睦を深めてもらう目的で毎年開催。今回はアンドリュー・バートさん、サラ・ブランソンさん、ドリュー・シュノルトさんの米国人３人が講師を務めた。

　子どもたちは初日、英語での自己紹介に挑んだり、海外の文化に関する英語での説明に耳を傾けたりと意欲的に学習。２日目には英語で出題されたクイズを理解すると、いち早く解答しようと元気な声を上げたり、特別ルールの鬼ごっこを楽しんだりと、英語の環境に慣れ親しんでいた。

　大野小３年の菅原きく乃さん（８）は「新しい友達がたくさんできてうれしかった。これからの英語の勉強も頑張れそう」と笑顔を見せていた。