Freeファッションショー、お化け屋敷、映画上映… 八工大生、南部会館活用案発表

アイデア満載の企画案を発表する八戸工業大の学生
アイデア満載の企画案を発表する八戸工業大の学生

八戸工業大感性デザイン学部の学生による八戸市文化教養センター南部会館の活用計画に関する発表会が29日、同大メディアセンターで開かれた。学生は趣ある雰囲気を生かした高齢者向けのファッションショーや映画上映会、お化け屋敷などさまざま企画を提案した。同館はアイデアの独創性や集客性、実現可能かなどを吟味し、上位のアイデアを実現する予定だ。

 同館は同学部の教授らに事業協力アドバイザーを依頼している。今回は講義の一環として、若年層の利用と来館者の増加につなげることを目的に、▽大広間の利用促進▽夏のイベント―の2点について学生に企画を考えてもらった。

 発表会では、80人が9グループに分かれてプレゼンテーション。「八戸にはかっこいい高齢者が多い。ファッションショーをしてみては」「かるたなど昔の遊びを巨大化すれば子どもたちに人気が出る」「日本風のコスプレに限定したコミケにしよう」などと、学生らしい企画を次々に提案した。

 4年の三浦佳大さん(21)は「こういう機会はなかなかない。実際にイベントを考えるのは楽しかった」と笑顔を見せた。

 説明資料は9月の同館のロビー展で掲示される。

 
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