Free二戸で野生イノシシ2頭の豚熱確認

岩手県は1日、二戸市で発見された野生イノシシ2頭から、豚熱(CSF)の感染を確認したと発表した。同市内での確認は2、3例目。県は県内の農場などに情報を周知するとともに、感染防止対策の徹底を指導している。

 県によると、イノシシは1頭が7月25日、もう1頭は同29日、いずれも死んだ状態で見つかった。県中央家畜保健衛生所(同県滝沢市)が遺伝子検査を行い、1日に陽性と判定された。県内の農場では異常は確認されていない。

 豚やイノシシがかかる伝染病の豚熱は、感染力が強く致死率も高いが、ウイルスは人には感染せず、仮に豚熱にかかったイノシシの肉や内臓を食べても、人の健康に影響はない。また、感染した豚の肉が市場に流通することはない。

 
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