Free新聞活用した情報収集学ぶ 八戸郵便局でNIB講座

紙面から雑談の話題になりそうな記事を探す受講者
紙面から雑談の話題になりそうな記事を探す受講者

八戸郵便局(大嶋克輝局長)は30日、同市城下四丁目の同局で、新聞を活用した社員スキルアップ研修を実施した。デーリー東北新聞社読者センターの市村順也センター長が講師を務め、八戸エリアの社員10人が新聞の読み方や効率的な情報収集の仕方などを学んだ。

 研修は「NIB(Newspaper in Business)=ビジネスに新聞を」の取り組みの一環で、デーリー東北新聞社の講座「ビジネスプラス」を活用した。

 市村センター長は「記事は最初の段落である『リード』に最も伝えたいことが書かれている」「新聞はページごとにジャンルが分かれている」などと読み方を解説。「毎日10分でも新聞に目を通せば多くのニュースに触れられる」と情報を得る手段としての活用を呼びかけた。

 続いて、受講者は直近の紙面から興味を持った記事を切り取り、雑談の“ネタ集”を作ってそれぞれ内容を発表した。

 受講した同局の赤坂重行さん(41)は「10分で新聞を斜め読みする方法やリードの役割を知ることができ、有意義だった」と話した。

 
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