Free海賊対処、ソマリアへ出発 海自八戸、隊員60人派遣
アフリカ東部のソマリア沖アデン湾における海賊対処のため、八戸市の海上自衛隊第2航空群(石川一郎群司令)を中心に編成された派遣部隊約60人が29日、八戸航空基地で出発行事に臨み、約5カ月に及ぶ任務に向けて士気を高めた。
同航空群のソマリア沖への派遣は21度目。ジブチを拠点にP3C哨戒機を使い、アデン湾の海賊の警戒監視や情報収集に当たる。
行事では、自衛艦隊司令部幕僚副長の一柳公大1等海佐が「自らの仕事に誠実に取り組み、任務の完遂にまい進してほしい」と激励。その後、家族らが拍手で隊員を見送った。
P3C哨戒機に乗り込んだ隊員は同日中に出発。残りは30日に青森空港から民間機で出発する。