Free八戸三社大祭限定 日替わり御朱印、お守りを頒布 龗神社
八戸三社大祭に合わせ、八戸市の龗(おがみ)神社(坂本守正宮司)は祭り期間の31日から8月4日まで、同神社で日替わりの限定御朱印と扇子付きお守りを頒布する。御朱印は1日100枚、お守りは5日間で計350個限定で用意。神事としての祭りの本質や伝統の価値の理解につなげたい考えだ。
昨年は4年ぶりに神輿(みこし)行列が再開。衣装や祭具の劣化、破損が大きく、負担も増加した。今回の企画は自助努力が必要との考えからで、祭費捻出につなげる。
中日例祭が行われる2日の御朱印は、金和紙の見開きで大祭の起源である龗神社の神輿を表現。1日は法霊神楽の権現頭、3日は行列祭具の一つである笠鉾(かさぼこ)が描かれる。31日と4日も絵柄が異なる。頒布料は2日のみ1500円で、その他は1200円となる。
扇子付きお守りは御朱印と本殿にある龍の彫刻、神紋をデザイン。裏面には龗神社附祭の伝統芸能団体や山車組名、今年の山車の題材が記され、2500円で頒布される。
坂本博史権禰宜(ねぎ)は「神社の祭礼行事としての三社大祭を知ってほしい。祭りの伝統を紡いできたことの価値や何が誇れるのか考えるきっかけになれば」と呼びかける。