イトーヨーカドー八戸沼館店（鍬田明美店長）は、８月３１日の閉店を前に、ヨーカドーと歴史を刻んできた制服やロゴマークのキーホルダーなどのカプセルトイを販売している。鍬田店長は「八戸の地で２６年間、お世話になった。皆さんの思い出とともに持っていてほしい」とアピールする。価格は１個５００円。

　キーホルダーは、歴代の女性用制服の３種類に加え、ヨーカドーのロゴや画家上野啓太さん（東京出身）が手掛けた外観イラスト付きを含めた計５種類。キーホルダー以外に、店員が閉店まで身に着けているバッジをモチーフにしたマグネットもある。「アサヒ印刷」（弘前市）が製作を手掛けた。

　八戸市には１９８０年４月、十三日町に初出店（０３年に撤退）。ショッピングセンター・ピアドゥのテナントとして八戸沼館店が９８年３月から営業してきた。

　現在、店内では外観イラストの複製画やポストカードも販売し、顔出しパネルを設置している。思い出の写真も展示し、８月１日からは市民からのメッセージを募集し、順次掲示していくという。