Free「常に試合意識して」 元日本代表福西さんが指導 十和田でサッカー教室

子どもたちに基本技術について指導する福西崇史さん(中央)
子どもたちに基本技術について指導する福西崇史さん(中央)

サッカー元日本代表の福西崇史さんによるサッカー教室が21日、十和田市の高森山総合運動公園で開かれた。参加した小中学生約120人が、パスやドリブル、リフティングなど基本技術の練習を通じ、あこがれのプロ選手と交流した。

 2026年に青森県内で開かれる「第80回国民スポーツ大会(国スポ)」に向け、競技力向上への機運醸成を図ろうと、市教委が「十和田市サッカーフェスティバル」として主催。市サッカー協会や三本木農業恵拓高サッカー部が運営協力した。

 ジュビロ磐田などでボランチとして活躍し、1999~2006年には日本代表として64試合に出場した福西さんが、学年ごとに分かれた子どもたちと一緒に体を動かし、基本技術を指導。「練習のための練習ではなく、常に試合を意識して練習しよう」などと声をかけながら、身ぶり手ぶりを交えアドバイスして回った。

 PK対決も行われ、福西さんが絶妙なシュートを披露。子どもたちも負けじとシュートを決め、会場からは大きな歓声が上がった。

 教室終了後には福西さんのサイン会も行われ、長蛇の列ができた。

 
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