Freeグルメや文化、自然 青森の魅力SNSで共有 県がファンコミュニティー開設へ

29日に青森県が開設するファンコミュニティー「青森びいき」の画面
29日に青森県が開設するファンコミュニティー「青森びいき」の画面

青森県は29日に青森好きが集まって情報共有や語り合いができるオンラインファンコミュニティー「青森びいき」を開設する。グルメや歴史・文化、自然、各地域のイベントなど、それぞれの話題に沿った情報を県や各DMO(観光地域づくり推進法人)が発信するだけでなく、会員同士で情報共有できるのが特徴。県は会員の年齢や性別などに合わせたニーズを継続的に分析し、今後の情報発信や商品開発に生かす考えだ。

 県が観光分野で、会員らが相互にやりとりできる双方向型の交流サイト(SNS)を開設するのは初めて。

 コミュニティー内では、「グルメ」「歴史・文化」「自然」の3分野に関するテーマで投稿文を作ることができる「部活」を設置。グルメ内には、「麺部」「酒・居酒屋部」「喫茶部」などを設け、会員がお気に入りのモノやコトを紹介できるようにした。各部には、テーマに精通する県内居住者をナビゲーターとして任命する。

 県観光政策課の担当者は「一番の青森びいきである県民の皆さんと一緒に青森の感動や驚きを発信し、県外ファンを増やしたい」と強調。本年度は会員登録者数5千人を目指すという。

 「青森びいき」は無料で、専用ウェブサイトとアプリで閲覧が可能。投稿やコメントなどをする場合は、会員登録が必要となる。

 
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