Free独特の歩き方や謡など学ぶ 「チャレンジ!能トレ」始まる 十和田

能舞台で、能の基本動作を教わる参加者
能舞台で、能の基本動作を教わる参加者

十和田市民文化センターにある能舞台で21日、能の体験教室「チャレンジ!能トレ」が始まった。小中学生や保護者ら6人が、宝生流能楽師の藪克徳さんから能の基本的な動作や謡について学んだ。

子どもらに日本の伝統芸能に触れてもらおうと十和田宝生会が主催。文化庁の伝統文化親子教室事業を活用し実施され、今年で7回目を数える。今後は8月18日から10月20日までの間に4回稽古を行い、11月3日の市民文化祭で成果を発表する。

初回はガイダンスとして、参加者が白い足袋をはいて能舞台に立ち、扇の開き方や立ち方、歩き方などについて学習した。

三沢市立第二中3年の田中紗菜さん(14)は「視野を広げてみたいと思い参加した。独特の歩き方があって、複雑なものだなと感じた」と話した。

参加無料。問い合わせは十和田宝生会事務局=電話070(5090)6784=へ。

 
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