Free進学にまつわるお金事情学ぶ 八戸で保護者対象のセミナー
大学進学を目指す中高生の保護者向けの「進学お役立ちセミナー」が21日、八戸市のデーリー東北新聞社で開かれた。まなびシード(東京)の久米忠史代表らが講演し、奨学金の利用方法や大学資金のため方などについて解説した。
セミナーは四つの講座で構成され、八戸学院大、八戸工業大、デーリー東北新聞社が共催した。
久米代表は奨学金の賢い活用方法をテーマに講演。「現在は進学が当たり前になり、学費が高騰して、納付時期も早まっている」とし、給付型と貸与型の奨学金制度や申し込み方法を説明。
一方、奨学金では入学前の費用は賄えないとし、「教育ローンの知識も持っていて損はない。奨学金と上手に組み合わせてほしい」と助言。返済が厳しい場合、救済制度を申請する方法があると呼びかけた。
RKコンサルティング八戸支社のファイナンシャルプランナー向田功見子さんは大学資金をためる方法として、資産運用や生命保険の見直しなどを紹介した。
八戸工業大、八戸学院大・同短期大学部は地元の大学へ進学する魅力などを説明した。