青森県立八戸西高で１４日に行われた文化祭閉祭セレモニーに、八戸市出身の漫才コンビ「あどばるーん」の新山大さん、小野ますのぶさんがサプライズゲストとして登場した。新山さんは同校卒業生で、当時の思い出を交えながら２人でネタを披露。地元で活躍する“先輩”を前に、生徒たちは興奮した面持ちでトークライブを楽しんだ。

　同校は本年度、創立５０周年を迎え、記念事業の一環として今回のトークライブ開催が決まった。一部の教員、生徒にしか知らせず、極秘のうちに進めた企画だったという。

　セレモニーでは、新山さんから生徒へのビデオレターが流れ、そのまま終了か―となったところで、あどばるーんの２人がステージに登場。修学旅行などの「高校生ネタ」や、八戸にちなんだ「南部弁早口言葉」を披露し、教員や生徒を大いに沸かせた。

　ネタを披露した後は、あどばるーんのサイン入り色紙の抽選会や、２人の「八戸西高５０周年アンバサダー」就任式などが行われた。

　ライブを終えた新山さんは、「西高が５０周年を迎えられてうれしい。昔と比べて、今の生徒はみんなお行儀が良い子ばかりだと感じた」と感心した様子だった。