Free小中学生1800人、社会科見学でサッカー観戦 9月6日、ヴァンラーレ企画

スクールトリップデーで配布する応援フラッグを掲げてPRする下平賢吾社長(左)=19日、八戸市庁
スクールトリップデーで配布する応援フラッグを掲げてPRする下平賢吾社長(左)=19日、八戸市庁

サッカーJ3のヴァンラーレ八戸は、9月6日に八戸市プライフーズスタジアムで行う福島ユナイテッドFC戦で、ホームタウンの小中学生に社会科見学として観戦してもらう「School Trip Day(スクールトリップデー)」を初めて実施する。19日現在、八戸や三沢、五戸、おいらせなど8市町の小中学生約1800人が参加する予定だ。

 地元の小中学生に従来とは異なる社会科見学や遠足などの機会を提供し、さらに地域のプロスポーツを身近に感じてもらおうと企画した。下平賢吾社長は「これまでもいろんなイベントを行ってきたが、学校の授業でヴァンラーレを知ってもらえれば」と意気込む。

 昨年から各自治体の教育委員会に提案し、バスの手配など交通手段を解決したことで実現した。当日は午前中に、パートナー企業による模擬競りやドローン操作など、職業体験ブースなどを開設する。試合は午後1時キックオフで、児童生徒は一般の観客と共にゲームを見守る。

 19日は下平社長が八戸市庁に、熊谷雄一市長を訪ねて実施を報告。下平社長は「次も試合を見てもらうために、勝たなければならない」と話し、熊谷市長は「素晴らしい企画。万全を期して応援させていただく」と激励した。参加する児童生徒全員に配る緑色の「全緑フラッグ」も紹介された。

 
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