Free三戸と豪タムワース、姉妹都市交流活性化を 町ふるさと大使オサリバンさん

歓迎会のあいさつで姉妹都市交流活性化に意欲を語るオサリバンさん
歓迎会のあいさつで姉妹都市交流活性化に意欲を語るオサリバンさん

三戸町ふるさと応援大使で、姉妹都市のオーストラリア・タムワース市があるニューサウスウェールズ州政府職員のショーン・オサリバンさん(53)が同町を訪れ、14日に町内で歓迎会が開かれた。1988年に交換留学事業で同町などに1年間ホームステイして以来、町関係者と家族ぐるみで親交を深めているオサリバンさんは、「皆さんの変わらぬ温かさ、おもてなし、友情に感謝している。これからもたくさん思い出を作りたい」と話し、姉妹都市交流の活性化に意欲を見せた。

 オサリバンさんは州の事業開発担当者としてタムワース市やニューカッスル市で働いており、2023年に町公式訪問団がタムワース市を訪れた際にもエスコート役を担った。今回は観光目的で来日し、三戸町には妻のコレットさんと共に訪れた。

 町内で三戸ロータリークラブ(坂本勝克会長)が開いた歓迎会には約30人が出席。坂本会長と松尾和彦町長が歓迎の言葉を述べ、関係者でにぎやかに杯を交わした。

 オサリバンさんは三戸町について、「人が優しく美しい場所が多い。私の人生で一番うれしかったことは子どもに出会えたことで、二番目は三戸町に来れたことだ」と話した。

 今後の姉妹都市交流については、「短期滞在でも続ければ長期滞在したくなる人が増えると思う。円安の今の状況は、交流をより活性化させるチャンスだと考えている」と期待感を示した。

 
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