Free地域医療の仕事に理解 5年ぶりオープンホスピタル 久慈病院

医師の説明を受けながら手術機器の操作に挑戦する中学生ら
医師の説明を受けながら手術機器の操作に挑戦する中学生ら

岩手県立久慈病院(遠野千尋院長)は13日、「オープンホスピタル」を5年ぶりに開き、訪れた住民が医療機器の操作や看護、調剤などの体験を通じて、地域医療にかかわる仕事への理解を深めた。

 イベントは住民の地域医療を守る意識の醸成が目的。新型コロナウイルスの影響で、2019年以来の開催となった。

 主会場の1階ロビーには、腹腔鏡や超音波メス、レントゲン機器、調剤機器などが設置され、来場者が医師や看護師、技師らの説明を聞きながら操作。能登半島地震被災地への派遣ナースの活動状況なども展示された。

 久慈地域4市町村の子どもを対象とした医療現場体験会も併催され、小中学生28人が各種機器の操作を体験したり、臨床研修医の講話を聞いたりして、将来の進路への参考にしていた。

 
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