Free「ミスりんご」八戸の下田さんら3人

第21代ミスりんごあおもりに選ばれた(右から)下田来渚さん、佐々木千雅さん、田村心虹さん=17日、青森市
第21代ミスりんごあおもりに選ばれた(右から)下田来渚さん、佐々木千雅さん、田村心虹さん=17日、青森市

青森県りんご対策協議会(加川雅人会長)は17日、21代目のミスりんごあおもりに、フリーデザイナーの下田来渚(らな)さん(21)=八戸市=、カフェスタッフの田村心虹(ここ)さん(20)=平内町=、インストラクターアシスタントの佐々木千雅(ちまさ)さん(28)=弘前市=の3人を選出した。任期は8月1日から2年間で、国内外で県産リンゴの魅力をPRする。

 今回は48人が応募。書類選考を通過した13人が同日の最終選考に臨み、3人がミスりんごあおもりに決定した。選考後に青森市内で行われた記者発表会では3人に認定証と活動中に着用するたすきが渡された。

 下田さんは県産リンゴなどを扱う店舗で働いた経験から、青森県の魅力をたくさんの人に伝えたいとの思いで応募。「国内外を問わず多くの人に青森県を好きになってもらえるような活動がしたい」と意気込む。

 青森市の浅虫温泉のカフェで働く田村さんは「飲食店に携わるからこそ分かる青森リンゴの魅力を伝えたい」と笑顔。シンガポールと日本のハーフで中国語や英語も堪能な佐々木さんは、子どもの頃に食べたすり下ろしリンゴが思い出の味といい、「活動を通して支えてくれたたくさんの人に恩返しができれば」と抱負を語った。

 3人は国内での活動に加え、10月以降は台湾やタイなどで活動する予定。

 
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