Free祭り盛り上げへホヤ殻ランプ 種差小児童が作成、14日販売
14日開催の「第58回種差海岸観光まつり」を盛り上げようと、八戸市立種差小の全校児童が、地元の海で捕れたホヤの殻を再利用した「ホヤランプ」を30個作成した。昨年同様、まつり会場の種差天然芝生地で販売する予定。
コロナ禍の影響で中止が続いた同まつりを盛り上げようと昨年、同校の教育ボランティアでPTAメンバーの見吉由記さんが初めて企画。ホヤ殻や、海岸に落ちている丸角のシーグラス(ガラス片)を再利用して「持続可能な開発目標(SDGs)」を実践しつつ、仲間や親子で活動に取り組み親睦を深めた。前回のまつりでは好評を博し、約20個が即時完売したという。
今回は地元の南浜漁協がホヤ30個を提供し、保護者が殻を洗浄して下準備。6日は同校に児童12人が集まり、殻にシーグラスを思い思いに貼り付け、商品を完成させた。
6年久保晴太郎さん(11)は「出来は100点満点。リビングや寝室にぴったりだと思うよ」と太鼓判。見吉さんは「シーグラスのキーホルダーも製作、販売するので、子どもたちの豊かな感性を楽しんでほしい」と呼びかけている。
価格は、ホヤランプが1個800円、キーホルダーが1個100~300円程度の予定。