八戸市南類家の「よしの整形外科」（吉野孝院長）と、靴の小売りなどを手がける同市の橋文（橋本博文社長）は４日、同院で「足と靴のなんでも相談会」を開催した。足の不調に悩む参加者が、専門家から靴の選び方について助言を受けた。

　外反母趾（ぼし）や足裏・膝の痛みなどの不調を抱える患者に、具体的な提案をできないか―と考えた吉野院長が、同社に協力を求めて実現。昨秋に続き、２度目の開催となった。

　相談会では、足に関する基礎知識と靴合わせの技能を習得した「シューフィッター」の資格を持つ、橋文の中村晃二さん、坂本明子さんを講師に招き、参加者に靴選びのポイントや、快適な歩行をサポートする便利グッズの紹介などを行った。１対１での相談タイムも設け、吉野院長と講師陣が参加者の足や普段履いている靴を見て、歩行や靴選びの助言を行った。

　吉野院長は「靴のサイズが合わないと転倒の恐れなどもある。自分のサイズにあった靴で、快適に過ごしてもらいたい」と話していた。