Free参道や境内彩るアジサイ 二戸の古刹・天台寺
東北最古の名刹として知られる二戸市浄法寺町の天台寺で、アジサイが見頃を迎え、境内や参道を美しく彩っている。13日には「天台寺あじさい祭り」が開かれる予定。境内での催しに加え、今年から滴生舎周辺で多彩なワークショップも企画し、体験型の楽しいプログラムを充実させた。
アジサイは、名誉住職の故瀬戸内寂聴さんが住職に就任当時、京都から株分けして増やした。現在は約4千株あり、青や白など色とりどりの花を咲かせ、来場者を迎える。
13日の祭りは午前10時~午後2時。滴生舎周辺では、カメラマンがアジサイの撮り方を教える企画を午前10時半から開催(参加料500円)。こけ玉作り(1500円)やハーバリウム作り(2千円)なども行う。それぞれ定員があり、事前に予約できる(当日も空きがあれば参加可)。
寺の境内では、豆地蔵の中から笑顔の1体を探して撮影すると、当日の出店で使える割引券がもらえる企画を行う(先着100人)。13~15日には、ボランティアガイドによる寺の無料案内も受け付ける。
この他、寺や周辺の風景などの写真コンテストと、アジサイなどを題材にした俳句コンクールを実施中。写真はインスタグラムで受け付ける部門も設けた。いずれも締め切りは23日。
問い合わせは、二戸市浄法寺総合支所の日本遺産プロジェクト推進室=電話0195(38)4472=へ。