Free目指せ県産品の販路拡大 26社が商品アピール 三沢・青森屋で商談会
三沢市の「星野リゾート 青森屋」は3日、同施設で青森県内の事業者を対象にした商談会を開いた。参加した26社が商材を試食してもらうなどして自社商品をアピールした。
青森屋は、施設内の物産コーナー「じゃわめぐ広場」で取り扱う商品や企業とのコラボ商品の開発を目的に、2014年から商談会を実施。同施設には国内外から多くの宿泊客が訪れることもあり、県内企業のPRと県産品の販路拡大を大きな狙いとしている。
おいらせ町でハーブの生産、加工などを手がける「CONSE」(赤石英二代表)は、県産リンゴを使ったアップルハーブティーやクラフトコーラなどを提案。自社のハーブ商品は添加物を加えておらず、香りは強い一方、飲みやすいという商品の特長を紹介した。
赤石代表は取材に「リンゴを使用することで『青森らしさ』を出した。県外客が多い青森屋との取引につながれば商品のPRにもなる」と強調。青森屋で商品開発や土産物のピックアップを担当する田村結衣ユニットディレクターは「地域の事業者と連携して青森県を盛り上げていければ」と話した。